昨日は参院補選と市長選がありました。
投票へ行くつもりだったのですが、すっかり忘れていて気がついたら午後8時の投票締切時間を過ぎていました。
ネットのニュースの参院補選の結果の記事で気付きました。
選挙権を得てからずっと国政選挙は必ず行ってました。
今回の選挙は8月末の衆院選から日がない内に行われたので、どうしても関心が薄くなってしまったのも一因です。
結果は参院補選は神奈川、静岡とも民主党の候補が勝ちました。
民主党の勢いは未だ続いてるようですね。
一方、自民党は党勢立て直すことが出来ませんでした。
先月自民党の総裁に選出された谷垣氏はどうも印象が地味なんじゃないでしょうか。
総裁に選出されてから一月ほどになりますが、存在感を示すことが出来ていません。
野党になってしまったのでメディアへの露出機会はどうしても減ってしまいます。
少ない露出機会を最大限に活用していかなければならないのですが、谷垣氏はどうもそういうことが出来るようには見えないです。
優秀そうな人ですがバイタリティ溢れる感じじゃないですよね。
平時に総理になればそつなくこなすタイプでしょう。
谷垣氏が属する宏池会にはこういったタイプが多いように思います。
宮沢元首相もそうでしたね。
谷垣氏の親分の加藤紘一氏も典型的な宏池会タイプでした。
加藤の乱で似合わないことをして失脚してしまいました。
衆院選で民主党を勝利に導いたのは間違いなく小沢氏でしょう。
小沢氏は田中派の流れを汲む経世会の出身ですが、豪腕で知られています。
角栄氏の影響でしょうか。
谷垣VS小沢ではどうも勝敗の行方は見えてしまいます。
来年には参院選がありますが、ここでも民主党が勝つんじゃないでしょうか。
鳩山首相の故人献金問題など敵失がない限り自民党が勝つのは難しいように思えます。
自民党の問題は人材がいないことでしょうか。
世襲議員が増えすぎてしまい芯の太い人が見当たらず、ひ弱な人ばかりになってしまいました。
もっと野武士のようなしぶとい議員が必要です。
世襲は必ずしも悪いわけではないでしょうが、やはり多すぎては駄目でしょう。
もっと優秀な人を発掘していく努力をしなければなりません。
安易に世襲候補を立て続けtきたので人を見る目が欠けていて、世襲以外でも魅力的な人材を発掘できていません。
この辺りを何とかしないと自民党は万年野党になってしまうんじゃないでしょうか。
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