
皇居前の散策の途中、東京駅の方へ向かいました。
行き先は東京駅のすぐ近くのビル、丸の内オアゾにあるJAXAiです。
東京駅は現在駅舎が修繕工事中です。
東京駅の丸の内側駅舎は三階建てだったのですが、戦争中に空襲を受けてしまいました。
戦後に修繕されたのですが、この時二階建てにされてしまいました。
現在はこれを当初の三階建てに復元する工事をしているそうです。
丸の内オアゾは北口からすぐ近くのところにあり、迷わずに行けました。
ただ、JAXAiが何階にあるのか分からずちょっと迷いました。

二階に上がったところに目的のJAXAiはありました。
中は人でいっぱいでした。
子供連れの人が多かったですね。
ここはJAXAの広報施設なのですが、先の事業仕分けで予算が認められず、閉鎖が決まってしまいました。
12月28日が最終日で閉館したのですが、皮肉なことに閉鎖が決まってから来訪者が増えたそうです。
右の写真はHTVの模型です。
2号機の打ち上げは今月の20日。
あと10日ですね。
金星探査機あかつきは惑星軌道への投入に失敗してしまいましたが、HTVは打ち上げ成功してもらいたいですね。

左の写真はLE-7Aです。
日本のロケットH-2A/H-2Bの一段目に搭載されている主力エンジンですね。
写真では見たことあったのですが、実物を見るのは初めてです。
実物を目の前にすると、大きさが実感できますね。
大きいなと思ったり、意外に小さいなと思ったり、相反することを思いながら見ていました。
複雑な機構になっていますが、これがちゃんと働かないと、ロケットが上がらないだなと、改めて思いました。
JAXAiの展示の中で一番目を引いたのはやはりこのロケットエンジンです。
このような展示が見られなくなってしまうのはやはり寂しいですね。
今後は筑波宇宙センターまで行かないとこういった展示は見られないですね。
私の家からは気軽に行ける距離ではないのでちょっと残念です。
JAXAiの運営費は年間1億円だったそうですが、そのくらいの費用なら広報活動として妥当な金額だったのではないでしょうか。
箱物施設に対する風当たりが強かったのでしょうが、なんとか残してもらいたかったですね。

右の写真は宇宙飛行士が食べる宇宙食です。
左がお好み焼き、右がスペースねぎまです。
スペースねぎまについてはネットで良く目にしていたので、これがそうかとしげしげと眺めました。
これは外国人の宇宙飛行士にも人気の品だそうです。
NASAのページを見るとSpace Negimaという文字がいっぱい出てきます。
この他にも宇宙ラーメンやカレーなどいくつかの宇宙食が展示されていました。
一通り展示を見て回り、JAXAiを後にしました。
その後、皇居前に戻り散策を続けました。
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